怒っても片づけないその理由とは?!

こんにちは。

ワクワク人生を創造するママのためのカウンセリング

三浦 菜のはです。

部屋が散らかっているから、「片づけて」と何度も言う。
言ってもやらないから、つい怒る。
一度はやるけど、翌週にはまた元どおり。

「言わなきゃやらないし、言っても続かない」
「どうしたら自分からやるようになるの?」

…そんな悩みをよく聞きます。

怒ると、一時的には片づけても、「ママが怒るからイヤイヤやってる」状態。

だから…

  • 行動の理由が「自分のため」ではない
  • やる意味を感じていない
  • 結果として“続かない”

という流れになりがちです。

片づけって本来、「自分が快適に暮らすため」にするもの。
でも、「怒られたから」やってるうちは、“自分ごと”になってない

「この部屋、落ち着く」
「スッキリしてると気持ちいい」
「人を呼べる部屋っていいな」

…こういった実感がないと、「片づけよう」って気持ちにはならないんですよね。

特に思春期は、自分の世界観や価値観が育ってくる時期。

親のルールと子どもの片付けの感覚や考えが違うと、

「私は私のやり方でやりたい」「ママに口出しされたくない」と思うことも多いです。

🔸境界線を引く

「自分の空間だから、基本的にはあなたに任せるよ」
「でも、衛生面で困るレベル(におい・虫・共有スペース侵食など)のときは声をかけるね」

と伝え、「信じて任せる」姿勢を示す。

🔸一緒に“快適さ”を体感

  • たまに一緒に掃除して、「きれいになるって気持ちいいね」と共有する
  • 模様替えやインテリアなど、本人が関心を持てそうな切り口で関わる

「片づけなさい」じゃなくて「ここ、どうしたい?」と主導権を子どもに渡す問いかけが大切かもしれません。

そのほかにも、片づけない理由にはこんな可能性も👇

💬 頭の中がいっぱいいっぱい

→ テスト、進路、人間関係などで疲れていると、
片づける気力が出ないことも。

💬 完璧主義で手がつけられない

→「ちゃんとやらなきゃ」と思うあまり、
最初の一歩が出ないケース。

💬 自分のペースを守りたい

→ 親の指示で動くのがストレスになる年頃。

「この部屋、あなたはどう思ってる?」
「何か手伝えることある?」
「どんな空間が落ち着く?」

「片づけ=マナー」じゃなく、「片づけ=自分の心地よさ」と伝えてみて、

怒って動かすのではなく、“考えるきっかけ”を与えることが、片付けの近道になるかもしれません😊

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