兄弟げんかにイライラしてしまう理由

こんにちは。

ワクワク人生を創造するママのためのカウンセリング

三浦 菜のはです。

兄弟げんかを見るたびに、
「なんでこんなにケンカばっかりするの…」
「私の育て方が間違ってたのかな…」っと思っていました。

特に、子どもの態度や言葉に「こんなことを言うなんて、友だちにしてないよね?」と心配になったり、「もしかして、私がいつも感情を抑えつけてるから、こんなふうになったのかな?」と感じていたことも。

止められない自分が悪いというより、
“こんな子に育ててしまった私が悪い”自分にガッカリするような気持ち。

でもあるときふと気づいたんです。
子どもたちのけんかって、決して「悪いこと」だけじゃないですよね。

けんかの中で、

  • 自分の気持ちを知ったり
  • 相手にどう言うか悩んだり
  • 感情をぶつけたり、時には我慢したり

そんなやりとりを通して、人との関わり方を練習しているのです。

もちろん、騒がしいし、見てるこっちもしんどい。
でも、けんかそのものが「社会の中で生きていく力」を育てている時間でもあります。

それでもイライラするのは、
ただうるさいからじゃなくて、「ちゃんと育てられてないのかも…」って、自分を責める気持ちがあるからかもしれません。

でもね、感情を出せるって、本当はすごく大事なこと。
子どもが安心して気持ちをぶつけられるのは、家が安全な場所だから。
けんかが起きるのは、信頼関係がある証拠でもあるんです。

だから、けんかしてる=育て方が間違ってた、じゃない。
むしろ「ちゃんと感情を出せる関係をつくってきた」ってことなんだと思います。

親としてイラッとするのも当然だけど、
その中で、子どもたちはちゃんと学んでる。
そう思えると、少しだけ気持ちがラクになるかもしれません。