子どもの字が汚いのが許せない

こんにちは。

ワクワク人生を創造するママのためのカウンセリング

三浦 菜のはです。

「なにこれ…読めない…」
子どものノートやプリントの字を見て、思わずイラッとする。
「これでOKと思ってるの⁉」と、怒りたくなる気持ち、ありますよね💦

小さいうちは、「まだ発達途中だから」と思おうとしても、
年齢が上がってもあいかわらずグチャグチャな字を見て、
「もう分かってるはずでしょ」と怒りが爆発…なんてことも。

でもよく考えると、このモヤモヤの正体は、
「本人がそれで満足している」というズレにあるのかもしれません。

親としては、「ていねいに書くのが当たり前」「読む人のことも考えて」って思う。
でも子どもにとっては、「読めるからOK」「出せばOK」「もう終わったし」で終わっている。

「きれいに書いたほうがいい」とは分かっていても、
・書くこと自体がめんどう
・そこにエネルギーを使いたくない
・内容が大事、字は関係ないと思っている
そんなふうに、優先順位が違うことがよくあります。

つまり、「雑に書く=気が抜けてる」ではなくて、
その子なりの事情や、そのときの心の状態がにじみ出ていることもあるんですよね🌿

だからこそ、「一度で直させよう」と思わなくて大丈夫。

子どもは、誰かに言われたことや経験したことを、
何度も心の中でかみくだいて、少しずつ気づきを育てていく生き物です。

今日伝わらなくても、明日ふと伝わるかもしれない。
「また言ってるな~」くらいの軽さで、何度も伝えればいいんです😊

そして、ていねいに書くようになることが目的じゃなくて、
その先にある“伝える力”や“自分を大切にする姿勢”が育つことの方が、きっと大切。

だから今日もまた、あの読みにくい字を見てモヤッとしても、
「今はこれがその子なりの“ベスト”なのかもしれない」と、少しだけゆるめてみてあげるといいのかも。

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