上の子にきつくあたってしまう理由

こんにちは。

ワクワク人生を創造するママのためのカウンセリング

三浦 菜のはです。

「どうしても上の子(または特定の子)にきつく言ってしまう」
そんな自分に悩んでいませんか。

実はこれ、よくあるお悩みです。
その背景には、お母さん自身の心のはたらきが関係していることがあります。

たとえば、子どもの頃に「しっかりしなさい」「ちゃんとしてる子はいい子」「我慢しなさい」と言われて育った場合。
心の奥に「ちゃんとしなきゃ」「弱い自分はダメ」という思い込みが残っています。
すると、子どもの甘えや不安、だらしなさを目にしたとき、まるで自分の弱さを突きつけられたように感じてしまうのです。

その結果、必要以上に厳しくしてしまったり、「どうしてできないの!」と強い口調になったり…。
本当は子どもの問題ではなく、ママ自身の心の痛みが刺激されているから、感情が爆発してしまうといことがあります。

あるママの例では

小3の子どもが宿題をなかなか始めないことに毎日イライラしていました。
「私は子どもの頃、親にガミガミ言われなくてもやっていたのに…」
そう思っていたのですが、よくよく思い返すと「やらなきゃ怒られる」という怖さで動いていただけだった、と気づいたそうです。
そのことに気づいたとき、「私が宿題で怒っていたのは、子どもじゃなくて、昔の自分に向けてだったんだ」と腑に落ちたそうです。

子どもにきつくあたってしまうとき、まずは「これは子どもの?それとも私の心の反応?」と問いかけてみてください。


子どもを変えたい!と思うより、自分の中にある古い傷や思い込みに

気づくかもしれません。傷を見つけた場合は、当時の自分にやさしく声をかけてあげてくださいね。

大人も子どももだれでも年齢やきょうだいの順番に関係なく、甘えてもいいし、弱さを見せてもいい存在です。
お互いに弱さや甘えを出してもいいんだと認められると、親子関係はさらに心地よいものに変わっていくはずです🍀

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