片づけない子ども vs 気になるママ

こんにちは。

ワクワク人生を創造するママのためのカウンセリング

三浦 菜のはです。

「子ども部屋が汚すぎて、もう我慢できない」
「靴下は脱ぎっぱなし、プリントはぐちゃぐちゃ…」
「片づけてって言うと反抗するし、こっちがやっても文句言うし…」

じつは問題の本質は、“片づけの価値観のズレ

ママにとっては「気になるレベル」でも、
子どもにとっては「これで問題ない」。

そう、そもそも“片づけの基準”が違うんです。

そして…

「自分の空間なのに、なんでママにあれこれ言われなきゃいけないの?」
「散らかってるのが嫌なら、ママが勝手に片づければ?」

…なんて思ってる子も、実は多いかもしれません。

じゃあどうすればいいの?!
ひとつの考え方として、こんなふうに分けてみるのもおすすめです👇

🔸 ママが管理していい範囲

  • リビングやダイニングなど共用スペース
  • 食器、洗濯物、通学に関わる最低限の持ち物

🔸 子どもに任せる範囲

  • 子ども部屋
  • 学用品の置き方
  • 趣味のものの管理

「見てて気になるけど、ここは子どもの空間」と線引きすることで、
ママのイライラも少し減ることがあります。

「それでもゴミ屋敷みたいになったらどうする?」

確かに、そこがいちばん心配なんですよね。

その場合は、衛生面や健康への影響が出るようなレベルになったときは、
「これは家族として共有するルール」として話し合ってみるのが◎

「においが出るゴミはここに出してね」
「お菓子の袋は1日1回はゴミ箱へ」
「虫が来るのが心配だから、食べ物だけは気をつけよう」

“親の価値観”ではなく、
**“家族として暮らすうえで必要な最低限のルール”**として伝えると、
子どもも聞きやすくなります。

片づけができないのが問題、というより、
子どもを思い通りにしたい気持ちと、手放す勇気の間で、
ママがすごく葛藤することがあります。

「自分で管理できる力」って、こういう葛藤の中から少しずつ育っていくもの。

散らかった部屋を見守るのは勇気がいります。
でも、「任せることで育つ力」もあるはず✨

「任せてみる勇気」と「最低限守ってもらうルール」
このバランスを探すのが、実は親子関係の深い土台になるのかもしれません🌱

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